あなたは、自分の人生を生きられていないと感じることはありませんか?
実は、私もそうでした。
親の言うとおりに就職し、友人に勧められたとおりに転職する。
以前の私は、人生の分かれ道にさし掛かったとき、他人に決断を任せてきてしまいました。
そんな状態では、自分の人生を生きれている感覚を得ることはできませんよね。
そんなことは頭では分かっている。
それなのに、なぜ他人の期待する人生を歩んでしまうのでしょうか?
それは、、、
自分の人生を生きないことで、そこにメリットがあるからです。
一体、どういうことなのか?この記事では僕の経験と合わせて、お伝えします。
自分の人生の責任を取りたくなかった私
10代、20代の私は自分で決めらず、他人の人生を生きていました。
小さい頃から親に、
- 『〇〇をしたらダメ!』
- 『〇〇はダメ!』
否定されることが多い環境で育った私は、大人になってからも『自分がどうしたらいいのか?』が分からなくなっていました。
親の言われた通りに大学に進み、就職して、友人の言われた通りに転職する。
- 『やっぱりA社に就職しないとダメかな?』
- 『自分は転職すべきかな?』
このように、人生で大切な決断を迫られたとき、私はいつも『他人任せ』にしてきました。
自分のことなのに、他人に決断をゆだねてしまう。
自分が『どうしたいのか?』という意志がなかったんです。
だから、毎日、嫌な会社に出勤しなければならないのは親のせいだ。
転職先で人間関係が上手くいかないのは、友人のせいだ。
そんな風に、いつも心の中で、他人のせいにしていました。
そうすれば、自分の心は守れます。無意識に自分を正当化できますよね。
でも、そんな自分を好きになれるハズもなく、自信を失っていってたんです。
ただ、
- このままではマズい
- 変わりたい
そんな焦りが、ずっとありました。
だから、自己啓発本を読んでみたり、心理学セミナーに足を運んでみたり。
そして何か自分が変われたかのように感じて、満足してしまう。
その繰り返しで、現実は一向に変わりません。
当たり前ですよね。
自分と向き合うわけでもなく、本の情報を向き合う。
何か行動を起こして挑戦するわけでもなく、セミナーの話を聞いただけで満足してしまう。
自分が変わるための、具体的な行動は一切していません。
つまり、本当は『変わりたくなかった』んです。
頭では変わりたい、変わりたいと考えている。
でも、本当は『変わりたくない』。
なぜだと思いますか?
それは、自分で人生の責任を取るのが『恐かった』からです。
自分で選択の責任を負わなくていいので、その方が『安心』で『楽』だったんです。
つまり、自分の人生を生きないことにメリットがあったということです。
私はこの事実に気付いたとき、驚愕しました。
自分の人生を生きられないのは、デメリットでしかない。
そう考えるのが普通ですよね。
でも、自分と向き合っていくと、実はそこに隠されたメリットがあった。
恥ずかしいですが、30歳を超えるまで僕はそのことに全く気付いていませんでした。
だからいつも、『自分の人生を生きられないのはダメだ』と嘆いては、勝手に自分をしんどくさせるという悪循環になっていました。
そんな自分責めをしていては、ますます変わろうという気力は失われていってしまいます。
もちろん、自分に自信を持てるハズもありません。
あなたも自分の人生を生きれないと思ったときに、そこに何かメリットはないか?
一度、心に手を当てて考えてみてください。
もし、そこに気付けたら、自分の人生を生きるヒントが掴めるかもしれません。
人生、このままでいいのだろうか?
でも、当時の私は、そのことに気付けても、自分で決断をすることは難しかったかもしれません。
なぜなら、メリットに気付けたとしても、決断力や行動力もなく、自分のことも全然わかっていなかったからです。
でも、カウンセリングを通すことで、少しずつ自分を客観的に見つめ、自分には何が必要なのか?を知っていきました。
そうすることで、『自分の人生を生きる土台』を整えていったのかもしれません。
正直なところ、自分を見つめるのは、心地よいものではありません。
自分の都合の悪いところも見ないといけないからです。
でも、本当に変わりたいなら、自分と向き合うことはとても大切です。
人生の選択をできるようになってきた今
カウンセリングで自分の事を客観的に知ったことで、私は次第に自分で行動できる土台をととのえていくことができました。
そして、自分で『起業する』という人生で大切な決断を、自分の意志で選択できるようになったんです。
自分の意志で、自分の大切な人生の決断ができたとき、
『こんなにも自分は狭い世界で生きていたのか』と体感しました。
自分の意志で決断するのが、こんなにも『気持ちいいこと』とは知らなかったんです。
あれだけ他人の決断に任せていた方が、安心で、楽だと思っていたのがウソのようです。
もちろん、そこには『自分の責任』が発生します。
でも、むしろ自分で責任を取りたい。
そんな風に、今では思えるようになりました。
あなたも自分の人生を生きてみませんか?
以前の私は、
- 人から言われた通りに行動する
- 他人からどう思われているか?
そんなことばかりに捉われ、いつも人生の大切な決断を、他人に委ねてきてしまいました。
そのせいで、どれだけ貴重な時間をムダに過ごしてきたのかは、計り知れません。
あなたは、そんなに多くの時間を無駄にしないでください。
そして、もし良かったら、カウンセリングを通して、私と一緒に自分で選択できる『心と身体』を育てていってみませんか?