あなたは日々、生きづらいと感じることはありませんか?
発達障害(アスペルガー・ADHD)の人が生きづらいと感じる主な原因は3つあります。
それは、
1.心理的なストレス
2.社会上の問題(トラブル)
3.自分が分からない
です。
この3つの原因が重なりが大きくなればなるほど、生きづらさは大きくなります。
ひとつずつご説明します。
1.心理的なストレス
発達障害の人は、劣等感や不安を感じやすいため、生きづらさを抱えることが多いです。
たとえば、人間関係・職場などの職場で『普通』とズレることが多いことから、劣等感や不安を感じやすい。
みんな一緒という同調圧力が強い日本人なので、なかには普通・一般常識から外れている人間に対して、『努力不足だ!』『怠けている!』と怒り出す人もいます。
そのため、発達障害をもった人は、心理的ストレスを余計に抱えやすいのです。
また、発達障害の方は、不安や恐怖を担当する脳の『扁桃核』という部位が、過敏である傾向もあります。
そのため、余計に不安や恐怖を感じ、自分責めをしやすいのも生きづらさの原因にあげられます。
つまり、普通の人よりも、さらに不安や恐怖を感じてしまい、心理的なストレスを抱えやすいということ。
『生きづらい』と感じてしまうのも、無理はありません。
対策としては、心理療法により、『自分を受け入れていき、ストレスを減らしていく』ということが必要になってきます。
2.社会上の問題(トラブル)
もうひとつは、社会生活を営むうえでの、コミュニケーション面に問題が起こることが多いです。
発達障害は脳機能障害ともいわれ、
たとえば、
- 仕事のミスが多い
- 会話が理解できない
- 指示された内容がわからない
といった問題が多く、人間関係のなかでコミュニケーションをとるうえで問題が表面化しやすいです。
そのため、人間関係が上手くいかず、自分を責めてしまったり、生きづらい環境になりやすくなってしまいます。
対策としては、脳機能をUPすることで、仕事のミスを減らしたり、人の会話を理解できるようになれば、生きづらさは軽減されます。
3.自分が分からない
最後に、発達障害の人は自分のことが分かっておらず、苦手でやりたくもない仕事を頑張っているケースも見受けられます。
たとえば、
- マルチタスクが苦手なのに、事務職の仕事をしている。
- 対人コミュニケーションが苦手なのに、提案型の営業をしている。
など、不向きな職種で疲弊しながらも、頑張っていたりするのです。
これでは、生きづらさはいつまでたっても、減りません。
対策としては、
- 自分が何が得意なのか?
- 自分の特性は何か?
- 自分は何を大切にしているのか?
というように、自己理解をすすめることで、自分の適性にあった職種・環境選びができるようになります。
またはそれが叶わなくても、自分の適性を知っているか知っていないかだけでも、大きな生きづらさ軽減になります。
なぜなら、自分の適性を知っていれば、周囲に理解を求めたり、仕事を自分の適性に合ったやり方に工夫したりすることができるからです。
つまり、自分で環境を少しづつ調整することができるというわけです。
まとめ
発達障害(アスペルガー・ADHD)の人が生きづらいと感じる要因は3つ。
- 心理的なストレス
- 社会上の問題(トラブル)
- 自分が分からない
です。
しかし、上でご説明してきたように、これら3つの生きづらさは対策が打てます。
対策を打つことで、発達障害の生きづらさは克服することができるのです。
もっと詳しく知りたい方は、私のカウンセリングへお問い合わせください。
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